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診療技術士 Medicaltech

放射線部

わたし達は、放射線を扱う専門職として、医療被曝の低減、安心・安全な検査、
そして、循環器の専門知識に基づいた良質な医療画像の提供に努めています。
320列CTを導入し、
冠動脈を中心に、大動脈および下肢動脈などの検査も行っています。

冠動脈を撮影できるCT装置は様々ありますが、当院では320列CTを用いて検査を行っています。
心臓の大きさは"握りこぶし大"とも言われますが、列数の少ない64列CT装置などでは、複数回の撮影を行って画像をつなぎ合わせるため、 ズレが発生したり、不整脈では上手く画像が得られない場合があります。

320列CTは16cmの撮影範囲があるため、1回転で心臓全体を撮影する事ができるので、不整脈にも強く理想的な画像が得られます。また、従来より被曝が少ないのも特徴です。

我々は、このCT装置の特徴を最大限に活かした検査を行っております。これまでMRIで評価されてきた心筋の状態も、冠動脈と一緒にCTで評価しています。 また、CTでは評価が難しいとされている冠動脈の強い石灰化部位やステント治療部位においても、我々が考案した特殊な撮影および処理技術を用いて評価可能な画像を 可能な限り提供しています。


通常の画像(左)に比べ、石灰化(白い部分)を除去した画像(右)では血管の病気が明瞭に評価できます。


心筋梗塞部位(緑)を明瞭に描出することで、冠動脈との関係を把握することができます。

バージョンアップした血管撮影装置で、カテーテル治療をサポート。

当院の血管カテーテル室は、冠動脈ステント治療をはじめ、下肢動脈やシャント血管の治療、ペースメーカー植え込み治療、 心臓電気生理検査およびカテーテルアブレーション治療などが行われています。
当院の放射線部では、これらの治療にも関わり、緊急検査や治療にも24時間体制で対応しています。

血管カテーテル室に配備している血管撮影装置は、従来装置と比較し被曝線量が低いのが特徴で、難易度の高い手術において有利となっています。また、それをサポートする様々な機能を搭載しており、血管内超音波断層装置や光干渉波断層装置からの画像も加えて、より繊細な治療が行える環境を整えています。


ステントを明瞭に描出し、バルーン拡張を正確に行うことができます。


治療すべき病変であるかどうかを、機能的指標を用いて詳細に評価しています。

放射線部では、これらの高度医療機器が適切に使用できる環境を整え、患者さんの検査や治療が「安心・安全」に行えるよう、医師や看護師、臨床工学技士、臨床検査技師との連携を大切に、日々の業務を行っております。

臨床工学部

臨床工学技士(以下ME)とは厚生労働大臣の免許を受けて医師の指示の下に生命維持管理装置の操作及び、保守点検を行う事を業とする者を言います。
当院のMEは心臓血管カテーテル検査・治療、血液浄化業務、ペースメーカー(以下PM)及び埋込型除細動器(以下ICD)・両心室ペーシング機器(以下CRT)の機器チェック、院内における医療機器の保守点検を主として日々の業務に勤めております。

心臓血管カテーテル検査・治療においては、外回り業務としてポリグラフ操作、イメージングディバイス(OCTやIVUS)のセットアップ及び操作、物品の管理、カテーテル治療の経過記録やレポートの作成・管理を行っております。また、それだけではなく清潔野にて医師のカテーテル検査・治療のサポートも務めております

血液浄化業務においては、慢性維持透析を行なっておりませんが、他の透析病院からカテーテル検査・治療目的にご紹介をいただいた透析患者さんに対しての入院中の透析を行っております。

PM及びICD・ CRTチェックでは、毎週火曜日にデバイス外来、水曜日にPM外来で主に3社メーカーのプログラマーを使用し機器チェックを行っております。その他、PM植え込み時の設定調整や、CT撮像時の設定変更なども業務の一つとしております。

医療機器の保守点検においては、輸液・シリンジポンプの使用後点検や、除細動器、人工呼吸器、IABP,PCPSの日常点検を行い、年次点検の計画を立て、安全な医療を患者さんに提供できるよう務めております。

急性心筋梗塞や不安定狭心症等は早期治療が必要な病気で、時として治療が遅れれば生命に関わる重篤な病気です。その為私達MEは待機当番制を設けて365日24時間体制で緊急対応ができる環境を整えております。
今後も医師・看護師や他のコメディカルスタッフと協力し、患者さんにより良い医療の提供ができるよう、知識・経験を深めるよう務めてまいりたいと思います。

臨床検査部

12誘導心電図

10秒間の記録中における不整脈の有無や心拍数(脈拍)の変化などを診る検査です。
手首・足首にクリップを挟み、胸に6個の吸盤(電極)を付けて検査を行います。
検査の際は手首・足首・胸を大きく出しベッドに寝ていただくため、検査のしやすい服装で来院されることをお勧めします。
※ストッキングを履かれている場合は脱いでいただきます。

ABI・CAVI検査

ABIとは「Ankle Brachial Index=足関節上腕血圧比」の略で、足の動脈の詰まりを表したものです。腕と足の血圧の差を見て結果が出ます。健康な人は腕と足の血圧が同じくらい、あるいは足の方が若干高く出ます。 足の動脈に詰まりがある方は、腕に比べて足の血圧が低く出ます。

CAVIとは「Cardio Ankle Vascular Index=大動脈を含む心臓から足首までの動脈の硬さ」の略で、血管が硬いほど数値は高く、9.0を超えると約半数が脳または心臓の血管(冠動脈)で動脈硬化を発症していると言われています。 検査方法は、仰向けに寝てもらい胸に聴診器を乗せ、両腕と両足に血圧計を巻き、一度に血圧を測定するといったものになります。

心臓超音波検査

超音波検査は別名「エコー検査」とも呼ばれています。薄暗い部屋で横になってもらい、超音波を胸に当て心臓の大きさや壁の厚さ・動きなどを記録する検査です。心臓の中にある弁や血液の流れを見ることで、「弁の石灰化(弁狭窄症)」「血液の逆流(弁閉鎖不全症)」といった弁膜症を発見することもできます。 当院では「経食道心エコー検査」や「3D心エコー検査」も行っています。「経食道心エコー検査」では、胃カメラのような器具を飲み込み、食道から心臓を観察することで血栓の有無や弁の形態等を調べることができます。「3D心エコー検査」は立体的な心臓の形態や動きの把握に有用です。

ホルター心電図

胸に4つのシールを貼り、24時間心電図を記録するものです。長時間、心電図を記録することで「どのくらい不整脈が出現しているか」「自覚症状があった時に心電図に変化が無いか」などを調べることができます。
検査時にお渡しする「行動記録メモ」という日記帳のようなものに自覚症状を記載していただきます。このメモに起床・就寝時間を記載していただくと、「睡眠時無呼吸」の簡単な指標を出すことができます。(ペースメーカー植え込み患者さん及び一部の不整脈をもった患者さんには睡眠時無呼吸の簡易検査結果をお出しできないことがあります。)
胸にシールを貼っている時間が24時間と長時間なため、皮膚の弱い方には極力負担が無いように皮膚を保護するスプレーを皮膚に噴霧し検査を行っています。検査中はお風呂やシャワーに入ることができません。

24時間自由行動下血圧測定

血圧ホルターとも呼ばれています。血圧計を腕に巻いた状態で24時間過ごしていただき、30分に1回血圧を自動測定する検査です。
「家で測る時と病院で測る時では血圧に差がある」「朝または夜になると血圧が上がる」などといった、場所や時間で血圧にバラツキがある方などに器械を装着していただき、その変化を診ることを目的としています。ホルター心電図と同様に、器械装着中はお風呂やシャワーに入ることができません。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

換気する機能を調べるもので、鼻をつまみ、筒状の器具を口にくわえて検査を行います。
合図に合わせて口で呼吸していただきますが、空気が口の横から漏れてしまった場合や患者さん自身の努力がないと正しい数値がでないため、頑張って呼吸していただきます。 検査時には2種類の呼吸を行っていただき、以下の項目を算出します。

肺活量
空気をいっぱい吸って、いっぱい吐いた時の量(肺の容量)のことです。 年齢と身長によって予測正常値を出し、実際の計測値と比べます。

1秒率
吸い込んだ空気を思いっ切り吐き出した時、最初の1秒間で全体の何%吐き出す事ができたかを表したものです。気道が狭くなっていると、数値が低くなります。

睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。具体的な機序はまだ解明されていませんが、呼吸が止まっている事で適切な睡眠がとれていないため、「高血圧」「糖尿病」「心臓病」「脳卒中」といったことに結び付くと言われています。
検査方法は、胸とお腹にそれぞれベルトを巻き、鼻にチューブ・指に酸素の量を測定する器具を装着し眠っている時の呼吸状態を記録していくというものです。
これらの検査キットを自宅に持ち帰り、就寝前に患者さんご自身で器具を装着していただき検査を行います。

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