心不全パンデミックといわれる昨今の社会で増え続ける心不全を制するには、虚血性心疾患や不整脈に対する最先端医療はもちろん、Structural Heart Disease(SHD)へのアプローチは必須です。当院では年間約550例の冠動脈のカテーテルインターベンション、約180件のアブレーション治療を行っている一方で、心不全治療に対しては僧帽弁、大動脈弁形成術を中心とした心臓血管外科チームによる外科治療を行っています。
心不全治療は当然薬物治療、SAS治療、CRT、心臓リハビリテーションなどが基盤で成り立ちます。また高精度の心エコー図検査やＣＴを駆使してSHDを詳細に診断し、心不全治療に結び付けていく過程は循環器診療の醍醐味でもあります。
当院では「真のハートチーム」を目標にしており、内科・外科を融合した心不全の診断、治療チームを目指しています。現在TAVR、MitraClipの施設基準を準備中ですが、将来のこれらの治療を含めた「真のハートチーム」による心不全治療を一緒に構築していく若手循環器内科医を募集しています。われわれと一緒にSHD・心不全の診断治療のスペシャリストを目指しませんか。