麻酔科
Anesthesiology
当院では手術室とカテーテル室に麻酔器が設置されており、手術室では狭心症・心筋梗塞に対する冠動脈バイパス術や心臓弁膜症に対する弁形成術・弁置換術、胸部・腹部大動脈瘤に対する人工血管置換術やステントグラフト手術が実施されています。その他、末梢動脈疾患に対する血管内治療や人工血管バイパス術も行われています。一方、カテーテル室では心房細動や発作性上室頻拍に対するカテーテルアブレーション手術やリードレスペースメーカー留置術が行われています。これらの手術は全身麻酔下に手術を行っており、年間300人を超える患者の方の全身麻酔下手術が行われています。全身麻酔は静脈麻酔薬、吸入麻酔薬、鎮痛薬、筋弛緩薬を使用して、患者の方に全身麻酔を提供しています。
患者の方が安心して手術と全身麻酔を受けられるように、今までの経験を活かして、患者の方ひとりひとりに安全な全身麻酔を提供したいと考えています。特に不整脈のカテーテルアブレーション手術では、循環器内科による自前の麻酔ではなく、麻酔科医による全身麻酔を実施することで安全な手術と術後早期の覚醒を可能にしています。また、以前より患者の方ご自身の血液を輸血する自己血輸血による無輸血手術にも取り組んでおり、宗教上の理由による同種血輸血拒否患者の方に心臓手術の無輸血手術を提供したいと考えています。
患者の方が安心して手術と全身麻酔を受けられるように、今までの経験を活かして、患者の方ひとりひとりに安全な全身麻酔を提供したいと考えています。特に不整脈のカテーテルアブレーション手術では、循環器内科による自前の麻酔ではなく、麻酔科医による全身麻酔を実施することで安全な手術と術後早期の覚醒を可能にしています。また、以前より患者の方ご自身の血液を輸血する自己血輸血による無輸血手術にも取り組んでおり、宗教上の理由による同種血輸血拒否患者の方に心臓手術の無輸血手術を提供したいと考えています。
麻酔科 診療部長 新井田 周宏