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検査・診断・治療について Treatment

当院の不整脈の診療

1. 不整脈の症状は様々で、診断が難しいこともあります。

一口に不整脈といっても脈が速くなるものから遅くなるもの、不規則になるものなど種類があり、症状は多様です。
動悸やめまいなどよく知られているものから胸痛や吐き気、失神など他の病気と紛らわしいものもあります。
発作的に起こるものではさらに発見が難しく、過労やストレス、自律神経系の乱れからくる症状と考えられ見過ごされている場合もあります。
当院では通常の循環器検査以外にも、ホルター心電図、遅延電位心電図など不整脈に特化した検査を外来で行います。また、入院して薬物やカテーテル刺激で不整脈を誘発するなどより詳細な検査を受けることが可能です。

2. 近年の高齢化に伴い、患者数も増加しています。充実した老後を過ごすために不整脈の
  マネージメントは欠かせないこともわかってきました。

高齢化社会に突入し、不整脈を持っている患者さんの割合も増加傾向です。
特に心房細動という不整脈は加齢に伴い増加し、それ自体は致命的ではないので有病率は上昇傾向です。自覚症状は少ないこともあり、気づかずに過ごしている方も多いと言われています。
しかし、心不全や脳梗塞といった生命に関わり、生活の質を大きく損なう疾患の原因になるので、早期発見と対処が望ましいです。
心房細動が心配な方、心房細動と言われたことがある方はぜひご相談下さい。

3. 不整脈は循環器診療の中でも近年目覚ましい発展を遂げた分野です。

不整脈の治療内容は大きく分けて以下の3つになります。
それぞれの領域でここ10−20年で大きな進歩が見られ、患者さんにより効果的で安全な治療を受けて頂けるようになりました。

(1)内服治療

不整脈を抑える薬(抗不整脈薬)も改良され、より有効性安全性の高いものが増えています。
また不整脈からの脳梗塞を予防する薬(抗凝固薬)も予防効果が高く出血を起こしにくいものが使われるようになってきました。

(2)デバイス治療

通常のペースメーカーの普及や小型化は言うまでもなく、危険な不整脈を治療する機能(植え込み型除細動器)や心不全の治療機能(両心室ペーシングを行うCRT)を備えたデバイスが導入されました。

(3)カテーテルアブレーション

不整脈を薬で抑えるだけではなく、カテーテルで不整脈の原因を焼灼するアブレーションが行われ、根治治療ができるものが増えています。
病態によって全身麻酔下でのアブレーションも行なっています。

当院では患者さんの状態を評価したのち、上記の中から最適な治療法を選択しお勧めしております。

4. 不整脈の知識を備えた多職種のスタッフが診療に携わっています。

上記のように多岐に渡る診断治療を行うために、当院では不整脈の専門知識を備えた不整脈専門医が2人常勤しております。また、循環器及び不整脈の経験を重ねた看護師が外来と病棟に勤務しております。
他外来での検査やデバイス/アブレーション治療に携わる放射線技師、医療工学士(Medical Engineer)、生理検査技師も複数勤務しており、チーム医療で取り組む体制を目指しています。

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