お知らせ
下肢静脈瘤血管内塞栓術(血管内接着剤治療)を行っております。
2021.07.27
当院では下肢静脈瘤内塞栓術を保険診療で受けることができます。
血管内接着剤治療は、2019年12月に保険適用になった新しい治療法で、医療用接着材をカテーテルで治療する血管内に注入して血管を閉塞します。
血管内焼灼術と比べて、熱を伴わない血管内接着材治療は、やけどや神経障害など周辺組織への影響や痛みが少ないことが特長です。
また、血管内焼灼術ではTLA麻酔(低濃度大量浸潤麻酔)が不要となるため、針を刺す回数が減り麻酔浸潤時の痛みや術後圧迫の必要性も低減されます。
血管内接着剤を血管内に注入しますので、アレルギーなどをお持ちの方は治療を受けられない場合があります。その他皮膚から血管までの距離などの解剖学的な条件で治療を受けられない場合があります。
当院では日帰りで下肢静脈瘤血管内塞栓術を受けることができます。治療後はすぐに歩いたりシャワーなどもできます。また遠方の方など一泊入院での治療も可能です。
術後一か月時にエコー検査で静脈瘤治療の効果を確認します。